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ラブ❤ゲー!
第8章 休憩してあげる
その後、新しい護衛のヴァイツさん達からヴァーチャル世界の事について色々情報を聞いていた。
私達の行動っていうのは、全部映像みたいなデータで保存されていて……、大牙さんと蒼さんのデータが何者かによってハックされていた事から発覚したみたい。
しばらく、ゲームはできないし……、一応大牙さんから何度かメールがくるけど、大牙さんのほうもゲームができなくなったとかで悩んでいる様子。
そして、やはり私の思った通り、ルイ達と仲よくしていたあの女の子達のIDは全て黒で、不正IDはもちろんの事、中身も全員中年のおっさんだったみたい。

それが原因なのか、柳が外から出なくなったとか。

そうして、今後このホテルから出入りする人も決まってくるみたい。
私も自由に外出ができなくなっちゃうなんて。

「そういう事で、しばらくこのホテルでおくつろぎ下さい」
「は、はぁ……」
「VRMMOに関しては、きちんとデータが保護できるような環境を整えていますので、少しお時間を頂く事になります」

必要以上に喋らない2人に、少々窮屈すぎてどうにかなりそうで。
さっきから、ずっと大牙さんとメールをしているけど、なかなかホテルには入れてもらえないみたい。
この2人は、日本では顔を知られていない、との事でわざわざ海外から来てもらった人達らしい。

しかも、さっきの隼人君は本人ではなかったらしい。
本人は、相変わらずゲームの中に缶詰状態。
それでも、だんだんと情報がわかってきた様子で、さっきの行動も全て隼人君が仕組んだ事みたいで……、私のキャラ名等も全てバレてしまっているんだとか。

警察内部に、スパイがいるから気をつけろ……、そう書いてあった。
という事は、あんまりあの人達も信用できないんじゃ?
そう思って、おちおち眠れない。

もう深夜だから眠れないといけないんだけど……、それでも色々な事がありすぎて妙に落ちつかない。

ゲームにログインして、皆に会えばどうにかなるんだろうけど。
明日には、少しでも進展があるといいなと願いながら無理やりベッドの中に潜り込んで目をつぶった。

そうして、翌日目を開けると椿さんが立っていた。
部屋の中には朝食や衣類等が準備されている状態で……。

「お嬢様、おはようございます」
「お、おはようございます、椿さん」
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