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ラブ❤ゲー!
第8章 休憩してあげる
その手紙を読んで、私は隼人君が警察に引き渡された時から自由だったんだとはっきり理解した。

「ゲーム内が静かで、平和になったと思ってたんだけど」
「外で動くために行動していたのだと思いますよ」

優しくのんびりと話すのは、雅さん。
いつでもマイペースで、どんな時でも怒らないそんな人。
こういうマイペースな所は、隼人君や柳のお父さんだなって実感する所。
生憎息子達は、変な方向に進んだからマイナスポイントにしかならないけど、雅さんのほうはほっとさせてくれる。

「ねぇ、僕もう乗ってるの飽きたんだけど」

足をぷらぷらさせて、たっくんは窮屈そうに背伸びをする。

「雅、貴方の教育が行き届いてないから少しの時間も待てないんですよ。見なさい、お嬢様を」

その後、椿さんの説教 ON THE ステージとなってしまって、たっくんは嫌そうにため息をついた。
椿さんは、この説教臭い所がなければいい人なんだけど……。

そうして、椿さんの説教をBGMとして聞きながら、ついた所は本家近くのホテル。
本家と繋がっているので、いつの間にかに作ったんだろう。

「さ、どうぞ」

私のほうが手前に乗ってたんだけど、たっくんが無理やり出て行くような感じでヘリから出て行く。
その姿を見て、椿さんがイライラしていた。
私は、その姿を見ていて巻きこまれる事を確信して慌てて外へと飛び出して、たっくんを追いかける。

そうしてホテルの中へ入ったけれど、たっくんの姿は見えなくなっていて……、しょうがないので何やら音がするほうへと向かっていく。
でも、何やら聞き覚えのある不穏な音で。
その聞き覚えのある音というのは、さっきの偽大牙さんのマンションで聞いたあのビデオの音。
しかも、何故か私が嫌がってる所を集中的に再生しているようで、その時の台詞が何度も何度もリピートされている。
……何か可笑しいのかな?

そんな不安を抱えながら、ドアを開けてみると……、そこにはティッシュが山積みになったゴミ箱、そして頬を紅潮させた蒼さんと可愛らしく頬を染めた大牙さんが、一人エッチの最中だった。

見てはいけない、邪魔をしてはいけない。
そう思ってドアを閉じようとしたけど、思いっきり大牙さんと目が合ってしまって……。
驚いたような表情で固まっていて……、そして……私の後ろに柳が仁王立ちしてた。
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