この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
ラブ❤ゲー!
第8章 休憩してあげる
「お、お、お前等ー!!」

流石、椿さんの息子。
大牙さんと蒼さんを正座させ、説教タイムが始まった。
一応2人は身だしなみを整えたけれど、その後椿さんにも見つかって……、説教がくるのかと思ったら私が何故か前に押し出されて、驚いて後ろを向こうとするけど強制的に前を見させられる。

「そんなにお嬢様がいいのなら、本人が居るじゃないですか」

椿さんの言葉に、驚きながら聞き返すけれど……、椿さんは何も間違った発言はしていないという表情をしている。

「だって、そちらの小さい刑事さんは三十路を過ぎてらっしゃるのでしょう? ずっとビデオに相手をしてもらって、そのまま朽ちてゆくのかしら?」
「わ、悪かったな! 好きで彼女いない暦=(イコール)年齢じゃないんだよ!」
「……先輩、だっさい」

涙目になっている大牙さんは非常に可愛い。
ほっぺもりんごみたいに真っ赤になってて、つついたら気持ちよさそう……。

「あら、刑事さん? ますます駄目じゃない。お仕事よりもまず先に、ご自身の引き取り先をお決めになったら? それとも、永遠の魔法使いで居たいのかしら?」
「く、くっそ……!!」
「く……っ、ぷっ……!!」
「……ま、魔法使いは貴重ですよ」

凄い、凄い、凄い。
大牙さんって魔法が使えるんだ。
まるでファンタジーの人みたい!!

尊敬な眼差しで見ていると、涙目のまま睨みつけられた。

「じゃあ、コイツは貰うぞ」
「それは、本人と交渉して下さい」

椿さんは、綺麗な笑顔を浮かべて部屋を後にした。
その後、蒼さんと柳がお腹を抱えて笑い続けるから、大牙さんは涙目になりながら2人を怒っていた。
トムとジェリーを思い出して、たぶん仲がいいんだろうと自己完結させて部屋の外に出る。

部屋の外では、お父さんが正座をさせられていた。

「貴方は、そうやってすぐに怠けて娘の事を……」

内容は、さっきのビデオの映像の事らしい。
後ろにおじいちゃんも仁王立ちをしていたから……、今回はお父さん的には修羅場だろうなぁと他人行儀に考えながら行く当てもなく歩き出す。
だって、お父さんが無理やり過去形にしたんだから、私が手助けする部分なんて全くない。
自分で勝手に終わらせたんだから、自分で解決してもらいたい。

その後、本宅にある自分の部屋に行ってベッドに突っ伏した時に部屋がノックされた。
/160ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ