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ラブ❤ゲー!
第2章 2章 なってあげる
「ほーらな、普通に酒場へ案内してたらレイプショーコースだったろ?」

たっくん、たっくんは無事なんだろうか?
男の子でさえ襲われるこんなゲームで、あの子はログアウトできないから帰って来れないんじゃ?

「酒場って、パーティーは募集できるけど事前にエッチして体の相性を調べるんだよ」

たっくん、たっくん……。
彼女いらないって言ってたけど、こんな所で鬱憤を晴らしてたからいらなかったの!?
えっちに愛は必要だよ、たっくん!!
お姉ちゃん悲しい。

「……さっきから、顔色悪いけど大丈夫?」
「う、うん」
「やっぱ刺激が強すぎたかなぁ?」
「まぁ男には天国だけど女には辛いだろう」

"男には天国"
その言葉を聞いて溜息をついた。
だってだって、あんなに可愛くて純粋だと思ってた弟がそんな事考えてたなんて、ねぇ?
これが大人になるって事なのかなぁと思うと少々嫌になってくる。

小学生の時のたっくんはランドセルが抱っこしてるみたいで超かきゃわゆい!!
手を繋いで欲しくて、必死に手を伸ばしながら大きな瞳で私のほうを見つめていて……。
思い出すだけで抱きしめたくなる。
現在は、私より背が大きくなり何かしらよく気が付くいい子になったけど、何でもしてあげていた昔が懐かしく感じたりする。

「コイツ、表情がコロコロ変わるなぁ」
「いい事でも思い出してるんじゃない?」

2人の会話で現実に帰る。
そうだそうだ、たっくんの可愛い頃を思い出してるんじゃなくてたっくんを見つけないとヤバい事になるんだった。

「なーに考えてたんだよ」
「な、なんでもない!」
「やけに嬉しそうな顔してたよね?」
「ななっ、なんでもないって!」

まさか、弟が可愛くて思い出してたなんて言えるわけが!
顔が熱くなるのを感じながら、2人から逃げようと暴れた。
けれども、びくともせず王子様からガッチリとホールドされて終了。

「ふふっ、何想像してたの?」

王子様から耳元で囁かれてついつい悲鳴を上げてしまう。
一旦話してもらえたけど、まだ心臓がバクバクと大きな音を立てていて……。
顔の熱はまだ下がりそうにない。

「おー、初々しいなぁ」
「は、離してっ!」

俺様男に絡まれて、肩を引きをせられる。
王子様はまた腰に手を回したままだし。
王子の引き締まった男らしい体付きが嫌っていう程分って、顔が熱くなる。
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