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ラブ❤ゲー!
第2章 2章 なってあげる
最初のボロい服の上から、アコライトのローブを着てるけど別なゲームだったら設定するだけなんだ。
これが普通とばかりに思っていたから、ちょっとびっくりした。
そんな他愛もない話を続けながら歩いていると、いつの間に見知らぬ建物が多く立ち並ぶ所についた。
レンガで造られた建物が多くて、結構オシャレで可愛い感じの建物。
そんなオシャレな建物に体を預けている、絵になる感じの男の人が居た。
黒いロングウルフの髪に、耳にはシルバーのイヤカフやらシルバー系のアクセサリーをじゃらじゃらとつけて、黒いジャケットに黒いジーンズを着たカジュアルな格好の人がたたずんでいた。
何処か、誰かを思い出させる人だな、と思って見ているとその人物はすぐ近くに居た。
私の左側をキープしているエリアスさんだ。
すると目の前の黒髪の人、ルイフォードさんと目が合った。
「おー、気合入れて仕事を片付けた甲斐があったよ!!」
ルイフォードさんは目を輝かせながらこちらのほうへと向かってくる。
知り合いだったの? と周りを見渡すと、先程まで後ろに居たユリアンがさんが駆け寄った。
「珍しいね、ルイ。仕事人間の君が早く切り上げてくるなんて」
「ユリから女の子を捕まえたって聞いて!! どう見てもリア女だな!」
「ったく、直結厨が。本名までバラしてないだろうな」
「……もちろん、そこまで言ってない」
「え、なんだよ~。お前ら本名まで知ってんの!? マジ教えほしいんだけどっ!」
ルイフォードさんに言われて、本名を言おうとするとエリアスさんから口を塞がれた。
「言うな、馬鹿。ったく危機感のない奴」
「え~、いいじゃん。お前らも知ってんだろ?」
「黙れ、直結厨。あれは事故みたいなもんだ」
さっきから出ている直結厨って単語は何だろう、そう思って小声でユリアンさんに聞いて見る。
そうすると、小さな声で返事が帰ってきた。
「……ネット上で、軽い奴って覚えとけばいい」
「へー」
「そう言うなら、エリアスさんとリヒトさんも似たような感じじゃ?」
「……リヒトはまずない。付き合ってる間は浮気した事がない」
「へぇ、そうなんだ」
「……うん。エリは、よく知らない。ゲームで知り合った人だし」
「リヒトさんとは現実でもお友達なの?」
「……うん、ルイも」
友達同士で遊んでるなんて、ちょっと羨ましく感じてしまった。
これが普通とばかりに思っていたから、ちょっとびっくりした。
そんな他愛もない話を続けながら歩いていると、いつの間に見知らぬ建物が多く立ち並ぶ所についた。
レンガで造られた建物が多くて、結構オシャレで可愛い感じの建物。
そんなオシャレな建物に体を預けている、絵になる感じの男の人が居た。
黒いロングウルフの髪に、耳にはシルバーのイヤカフやらシルバー系のアクセサリーをじゃらじゃらとつけて、黒いジャケットに黒いジーンズを着たカジュアルな格好の人がたたずんでいた。
何処か、誰かを思い出させる人だな、と思って見ているとその人物はすぐ近くに居た。
私の左側をキープしているエリアスさんだ。
すると目の前の黒髪の人、ルイフォードさんと目が合った。
「おー、気合入れて仕事を片付けた甲斐があったよ!!」
ルイフォードさんは目を輝かせながらこちらのほうへと向かってくる。
知り合いだったの? と周りを見渡すと、先程まで後ろに居たユリアンがさんが駆け寄った。
「珍しいね、ルイ。仕事人間の君が早く切り上げてくるなんて」
「ユリから女の子を捕まえたって聞いて!! どう見てもリア女だな!」
「ったく、直結厨が。本名までバラしてないだろうな」
「……もちろん、そこまで言ってない」
「え、なんだよ~。お前ら本名まで知ってんの!? マジ教えほしいんだけどっ!」
ルイフォードさんに言われて、本名を言おうとするとエリアスさんから口を塞がれた。
「言うな、馬鹿。ったく危機感のない奴」
「え~、いいじゃん。お前らも知ってんだろ?」
「黙れ、直結厨。あれは事故みたいなもんだ」
さっきから出ている直結厨って単語は何だろう、そう思って小声でユリアンさんに聞いて見る。
そうすると、小さな声で返事が帰ってきた。
「……ネット上で、軽い奴って覚えとけばいい」
「へー」
「そう言うなら、エリアスさんとリヒトさんも似たような感じじゃ?」
「……リヒトはまずない。付き合ってる間は浮気した事がない」
「へぇ、そうなんだ」
「……うん。エリは、よく知らない。ゲームで知り合った人だし」
「リヒトさんとは現実でもお友達なの?」
「……うん、ルイも」
友達同士で遊んでるなんて、ちょっと羨ましく感じてしまった。