この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
ラブ❤ゲー!
第4章 イかせてあげる
どうも、私は人より道を覚えるのが苦手みたいで。
決して方向音痴ではないんだけど。
よく思えば、大体外でも一人で歩くことはなく、メイド達を呼び寄せてるし。
家で住むのは、親の言いつけで従者禁止になっているから、わざわざ出かける為たけに本宅からやってくるんだ。

……この癖、直さないとなぁ。

そんな事を考えていると、さっきの場所に付いたみたいで。
やっぱり、ユリアンさんが言った通り2人は小物等は買わずに服だけ買ってたみたい。

「帰ったら見た目融合するか」
「何それ?」
「好みの装備に、好みの服の外見を張り合わせるシステムだ」
「このゲームで服って言われてるのは、見た目融合専用の能力がない衣装の事を言うんだよ」
「へー!」

自分が好きな衣装で戦えるのも結構いいかも。

「さーて、ある程度上がったし次はどうするか」
「姫ちゃんが俺等と組めるレベルだし、ちょっと狩りに行かない?」
「そうだなー、毎回野良だったし」

野良って何だろう?
首を傾げていると、ユリアンさんが教えてくれる。

「……知らない人と組んでパーティーをする事。由来は野良猫みたいな感じ」
「うーん、わかるようなわからないような」
「……無理に覚える必要もない」
「うーん、そっか」

よくわからないけれど、着いて行けばいいんだよね?

その後、一回ギルドルームに戻った。
アコライト転職の時に貰った装備よりも強い装備をもらって。
髪飾りとか、杖とか全部INTが上がる装備。
よくわかんないけど、ステータスはINTが大切だからINTに極振りするんだとか。
色々話された事で情報が入らなくて、あっぷあっぷになりながらもどうにかこうにか準備は出来た。
スキルのほうは、慣れるまで詠唱せずにナビから選ぶのでいいんだって。
でも、ずっと詠唱しないでいるわけにもいかないから、練習しないとね。

ピンク色のフリルがいっぱいついたミニスカワンピに、白とピンクの傘を持って。
傘は杖の変わりになるんだって。
髪飾りは何にしたらいいか迷うけど、レースのカチューシャにした。

着替えた自分を見てみると、いつも着た事がない衣装だから凄くドキドキする。
たまには、こういう服もいいかも。

「おーい、早くしろよ」

エリアスさんがドアをノックして催促する。
もうちょっと色々な髪飾りを選びたいんだけど……。
諦めて、ドアの外に出る。
/160ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ