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ラブ❤ゲー!
第4章 イかせてあげる
「ね、ねぇ。警察ならヴァーチャルワールドの人探しとかできない?」
「あー? 行方不明の彼氏とか探すんなら他当たれ」
「うー……、彼氏じゃなくて、弟なんだけど人探しは駄目?」
「それならいいぞ。名前と年を言ってみな」

……なんで、彼氏は駄目なのに弟はいいんだろ?
つい首を傾げてしまう。

「天月拓斗、22歳」

エリアスさんは、ナビを弄った後に「探しとく」と短い返事をくれた。

「あんまり広い範囲は探せないが、使用した施設や時間とかは調べられる」
「うん、ありがと!」

やっぱ、このゲームを始めてよかったかも。
そう思ってつい笑顔になる。
だって、警察の人って頼りになるじゃない?
誰にも言えないし、警察の人ならよく調べられるだろうし、極秘任務とか得意そう。
頼む相手はちょっとガラが悪いけど!!
いや、ちょっとじゃないね。

「天月聖だっけー、他の家族からも事情を聞くから、後々家に行くな」
「うん、お願いね」

そういえば、皆の外見はゲームだからこの外見なんだっけ?
エリアスさんは、リアルも現実もそこまで変わらなさそうだな、そんな風に思いながら道を歩く。

「何処に行くの?」
「ん、今から狩場に行くから乗り物をレンタルしに行くんだよ」
「乗り物なんてあるんだ」
「クリエイターが居れば作ってもらうんだけどな」
「それじゃ、誰か居れれば?」

すると、3人はお互いの顔を見合わせて凄く渋い表情をした。
……何かあるのかな?

「元々、俺らのギルドってとても大きいギルドだったんだ。色々と揉めて2つにわかれた事があったから、初心者っぽい人以外加入させない決まりなんだよ」
「分れたギルドって何処のギルド?」
「表通りで女を食い物にしてるギルドがあるだろ」

私は大きく目を見開く。
たぶん、エリアスさんって色々と思う所があって負けたくないんだ。
詳しい事はわからないけど……、私が隼人君を好きなのにもう付き合わないことと根っこは同じなんだと思う。

「あそこが元々一緒のギルドだったの?」
「あそこのリーダーが新人で入ってきてね。元々アイツは、怪しい奴だから加入させるなって言ったんだけど、マリーっていう子が情に負けてギルドに入れちゃって」
「そうそう、ギルドメンバーをレイプし始めて、マリーなんかリアルの情報までバレて」

それを聞いて、私は顔が青くなる。
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