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ラブ❤ゲー!
第5章 可笑しくなってあげる
「よっ、改めて自己紹介するな。俺は赤瀬 大牙<アカセ タイガ>。ゲームのエリアスだ」
そう言ったのは、非常に可愛らしい男の子。
「へー、若そうだね。何歳?」
「ん、童顔だから若く見えるけど、俺32だぞ」
え、うっそー!?
中学生じゃないの?
エリアスさんは可愛らしくスキップしながら家の中に入っていく。
奥のほうで、柳と遭遇したらしく何やら仲良く喧嘩も始めている。
「……俺、蓮郷 蒼<レンザト ソウ>。ユリアンだよ」
そう言ったのは、金髪碧眼の儚げな見た目の王子様。
「ったくもー、あいつ等。礼儀知らずでごめんね?」
はぁ、とため息を付いているのは、口調は優しいけれどオールバックの漆黒の髪に、サングラスをつけてバシッとスーツを着込んだヤクザさん。
「スーツ似合ってるねー」
ヤのつく自由業だなんて思ってる事を悟られないように言うと、照れたようにリヒトさんは笑った。
「そ、そうかな? 改めて自己紹介するね。俺は、浅間 明<アサマ アキラ>。仕事は弁護士をしてるんだ」
「へー、凄ーい!」
「そ、そうかな?」
ごめんなさーい、ヤーさんだと思って!!
「こら、明。お嬢様を長くお引止めするな!」
ご機嫌斜めな様子でこっちに来たのは柳。
「ったくもー、警察の権限で勝手に家を調べやがって」
あー、それで家の来たんだ。
苦笑している私を横に、口の周りにケチャップをたっぷりつけながらおにぎりをほおばっているのはユリアンさん。
現実の名前はっていうと、なかなか覚えられないからゆっくり覚えていこう。
「蒼ちゃん、もっと作ろっか?」
「……ん、お願いします」
あれ、あれって……、お母さんの料理!?
驚きながらユリアンさんを見つめていると、不思議にユリアンさんは首をかしげた。
その後ろでは、格闘ゲームに参加させられていた執事とメイド達が目を輝かせながら、ユリアンさんを見ている。
「まぁ、アイツ昔からあんなんだから」
そんな事を言いつつ、私の横に座ってきたのはエリアスさん。
皿にいっぱいケーキを乗せている姿は、絵になるけど……。
「ご飯食べた?」
「んー、後で食う」
それだけ言って、私の口にケーキを入れてくる。
「それ凄く上手いだろ?」
にっと笑った表情は、やっぱり可愛い。
「うん、美味しいね」
なんだか、やんちゃな弟が増えたみたい。
そう言ったのは、非常に可愛らしい男の子。
「へー、若そうだね。何歳?」
「ん、童顔だから若く見えるけど、俺32だぞ」
え、うっそー!?
中学生じゃないの?
エリアスさんは可愛らしくスキップしながら家の中に入っていく。
奥のほうで、柳と遭遇したらしく何やら仲良く喧嘩も始めている。
「……俺、蓮郷 蒼<レンザト ソウ>。ユリアンだよ」
そう言ったのは、金髪碧眼の儚げな見た目の王子様。
「ったくもー、あいつ等。礼儀知らずでごめんね?」
はぁ、とため息を付いているのは、口調は優しいけれどオールバックの漆黒の髪に、サングラスをつけてバシッとスーツを着込んだヤクザさん。
「スーツ似合ってるねー」
ヤのつく自由業だなんて思ってる事を悟られないように言うと、照れたようにリヒトさんは笑った。
「そ、そうかな? 改めて自己紹介するね。俺は、浅間 明<アサマ アキラ>。仕事は弁護士をしてるんだ」
「へー、凄ーい!」
「そ、そうかな?」
ごめんなさーい、ヤーさんだと思って!!
「こら、明。お嬢様を長くお引止めするな!」
ご機嫌斜めな様子でこっちに来たのは柳。
「ったくもー、警察の権限で勝手に家を調べやがって」
あー、それで家の来たんだ。
苦笑している私を横に、口の周りにケチャップをたっぷりつけながらおにぎりをほおばっているのはユリアンさん。
現実の名前はっていうと、なかなか覚えられないからゆっくり覚えていこう。
「蒼ちゃん、もっと作ろっか?」
「……ん、お願いします」
あれ、あれって……、お母さんの料理!?
驚きながらユリアンさんを見つめていると、不思議にユリアンさんは首をかしげた。
その後ろでは、格闘ゲームに参加させられていた執事とメイド達が目を輝かせながら、ユリアンさんを見ている。
「まぁ、アイツ昔からあんなんだから」
そんな事を言いつつ、私の横に座ってきたのはエリアスさん。
皿にいっぱいケーキを乗せている姿は、絵になるけど……。
「ご飯食べた?」
「んー、後で食う」
それだけ言って、私の口にケーキを入れてくる。
「それ凄く上手いだろ?」
にっと笑った表情は、やっぱり可愛い。
「うん、美味しいね」
なんだか、やんちゃな弟が増えたみたい。