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ラブ❤ゲー!
第5章 可笑しくなってあげる
「そういえば、聖ちゃんは明日何時頃ログイン出来そう?」
予定はないよ、そう言おうとした瞬間だった。
「おい、お前等食べたらきちんと帰れよ!」
「あ、その事で話が合ったんだ」
「話?」
柳さんは、相変わらずエリアスさんと仲が良い。
奥のほうでは、たっくんがクールな表情のままケーキをつついている。
ここには、たっくんが話せない人が多すぎるから……、だから無口になっているんだ。
「望月隼人の事件は事が大きすぎる。この家に置いているよりも、警察で管理させて欲しい」
「おいおい、お嬢様はお前等の為に頑張って下さってるんだ。それなにに、連れて行ったら優勝する前に解除するだろう?」
「それに関しては安心しろ、警察チームも次の優勝に向けて何チームも編成してる。それに、あの運営は優勝しない奴の言う事は聞きやしない」
喋ってる内容は、ゲームの中と同じなんだけど、ケーキをつつきながら足組をして食べる姿は子猫のように可愛い。
そういえば、エリアスさんってユリアンさんの事を"昔から"と言ってた。
あれ、ゲームで知り合ったんじゃなかったっけ?
「そういえば、ユリアンさんとはゲームで知り合ったんじゃないですっけ?」
「あー? ついさっき会うまで、こいつだとは知らなかったんだよ」
「なんだ、お前等知り合いだったのか?」
「おー、アイツがおしめつけてた頃から知ってるぞ。今は俺の部下」
身近な人と知らずに遊んでたんだ。
凄いなーって思ってたら、よくよく考えると私と柳もそんな感じだっけ。
「そういや、あんな簡単に犯人が捕まるなんて可笑しいから、今後行動は十分に気をつけろよ」
「はっ、あんな奴がそこまで頭が回るはずがない」
「何か起きたらじゃ遅いんだ。とりあえず、聖の警護は俺はするけど、弟の警護は蒼なんだよなぁ……」
「げ、無口な奴同士で組ませるな」
それもそうだ。
ユリアンさんこと蒼さんは結構喋らない。
喋るのが面倒だな、と思うとてきとーに流されちゃうし。
たっくんのほうは、仲良くなった人にはよく喋るけれど……、仲良くなるまで全然喋らないし、喋りかけても顔も見ないで反応も凄い薄い。
話しかけている自分が馬鹿みたい、そう言ってたっくんの事を諦めた友達も居た。
後、たっくんって若干気分屋だから、気分によっては仲がいい人でも反応が薄かったり、その癖に別な人には笑顔で話しかけたりと問題が多い。
予定はないよ、そう言おうとした瞬間だった。
「おい、お前等食べたらきちんと帰れよ!」
「あ、その事で話が合ったんだ」
「話?」
柳さんは、相変わらずエリアスさんと仲が良い。
奥のほうでは、たっくんがクールな表情のままケーキをつついている。
ここには、たっくんが話せない人が多すぎるから……、だから無口になっているんだ。
「望月隼人の事件は事が大きすぎる。この家に置いているよりも、警察で管理させて欲しい」
「おいおい、お嬢様はお前等の為に頑張って下さってるんだ。それなにに、連れて行ったら優勝する前に解除するだろう?」
「それに関しては安心しろ、警察チームも次の優勝に向けて何チームも編成してる。それに、あの運営は優勝しない奴の言う事は聞きやしない」
喋ってる内容は、ゲームの中と同じなんだけど、ケーキをつつきながら足組をして食べる姿は子猫のように可愛い。
そういえば、エリアスさんってユリアンさんの事を"昔から"と言ってた。
あれ、ゲームで知り合ったんじゃなかったっけ?
「そういえば、ユリアンさんとはゲームで知り合ったんじゃないですっけ?」
「あー? ついさっき会うまで、こいつだとは知らなかったんだよ」
「なんだ、お前等知り合いだったのか?」
「おー、アイツがおしめつけてた頃から知ってるぞ。今は俺の部下」
身近な人と知らずに遊んでたんだ。
凄いなーって思ってたら、よくよく考えると私と柳もそんな感じだっけ。
「そういや、あんな簡単に犯人が捕まるなんて可笑しいから、今後行動は十分に気をつけろよ」
「はっ、あんな奴がそこまで頭が回るはずがない」
「何か起きたらじゃ遅いんだ。とりあえず、聖の警護は俺はするけど、弟の警護は蒼なんだよなぁ……」
「げ、無口な奴同士で組ませるな」
それもそうだ。
ユリアンさんこと蒼さんは結構喋らない。
喋るのが面倒だな、と思うとてきとーに流されちゃうし。
たっくんのほうは、仲良くなった人にはよく喋るけれど……、仲良くなるまで全然喋らないし、喋りかけても顔も見ないで反応も凄い薄い。
話しかけている自分が馬鹿みたい、そう言ってたっくんの事を諦めた友達も居た。
後、たっくんって若干気分屋だから、気分によっては仲がいい人でも反応が薄かったり、その癖に別な人には笑顔で話しかけたりと問題が多い。