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ラブ❤ゲー!
第5章 可笑しくなってあげる
だって、隼人君は現在ヴァーチャル世界の中に隔離されていて、身元は警察のほうにある。
自由にゲームできるようにしたのが間違いだったのかもしれない。
でも、今更こんな事を言ったって遅いんだ……。

その後、警察が来て付近の住民に話を聞いたところ、1人の絵描きさんが書いてくれたイラストにより、その顔が執事の睦月だという事が判明。
その他にも車に乗っていたという証言から、犯人は隼人君含めて6人の可能性が出てきた。

「それで、コイツはお宅で働いている睦月という人物で間違いないんですね」
「はい……」
「犯人は、どんな仕事をしていたんですか?」
「弟のお世話です」
「ヴァーチャルワールドに誘拐されていた弟さんで間違い有りませんね?」
「はい……」

こんな感じで事情聴取をされている最中に、タイミング悪くエリアスさんこと大牙さんが到着。
何をしていたんだ、というよりも先に事件が起こった事について話され、情報等全て話されていた。
後、警察が居なくなってからの犯行な為、自宅内部も何かしら仕掛けがしてあるんじゃないのか、そう言われ、自宅を調べる事に。
そうすると、自宅内に盗聴器がつけられていた。

そのまま、引越し先も危ないとの事で、すぐに家族の服と貴重品等を持たされて、警察が管理するホテルに移動する事に。
警察のパトカーに乗せられて、ついた先は警察署の横にあるホテル。

「って事は、俺の荷物も全てこっちに移動しなきゃって事っすか?」
「生活に必要なぶんだけ移動させろ。引越しする家に、色々と仕掛けが終わったらそっちに移動させる手はずになっている」
「了解っす」

駆けつけてくれた人は、大牙さんの上司らしく、珍しく大牙さんが敬語らしからぬ敬語を使っていた。

「ゲーム先がハックされる可能性も否定はできんから、ホテル内のダイヴマシン以外使わせないように気をつけてくれ」
「はい、わかりました」

後で説明されたけれど、ホテルの中にあるダイヴマシンは、強制ログアウトにも対処できる高性能な品なんだとか。
長期間ログアウトできない時でも、自分がログアウトしたいときに自由にログアウトできるらしいから、非常に安全らしい。

「とりあえず、これで大きな捜査になってきたな」
「ねぇ、桜はどうなるの?」
「すぐに帰ってくる、心配すんな」

そう言われたけど、桜は私の身代わりになったんだから。
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