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ラブ❤ゲー!
第5章 可笑しくなってあげる
大牙さんがこっちを見ながら食べているけど、たぶんこれは私じゃなくて後ろのたっくんだ。

「おいおい、そんな調子だから柳はID作らないんじゃないのか?」

そんな事を言いながら、大牙さんはニヒルに笑う。
たっくんも思うところがあるらしく、掴む手が少し緩められた。
そして、あのたっくんが、知らない人が居るにも関わらずに自分でアイスを取りに行ったの!!
取ると、すぐに走って私の近くで食べ始めたけど、それでも十分成長したたよ!

「喋れとは言わないけど、もうちょい慣れとけよ」

呆れたように笑いながら大牙さんは、透明なサイダーを注いだグラスに、丸いアイスを入れる。
それを、私に渡したきた。

「これ何?」
「巷で人気なメニュー。お前も少し食べたら?」
「ありがとう」

飲むと、シュワシュワしてるしアイスがとろけて凄く美味しい。
飲んでいる最中に、後ろから腕が伸びてきて取られてしまう。
犯人はたっくんだ。
後ろのほうを見ると、ひょいと食べ終わった棒を出してきた。
……しょうがないな。

取られちゃったから、別なアイスを食べようと歩くとたっくんもついてくる。

「おいおい、おねーちゃんにも食わせてやれよ」

べりって大牙さんに剥がされて、やっと私は自由になれた。
中を見ると、色々なアイスが入っていて。
椅子に座って小さな粒のアイスを食べていると、やっぱりたっくんが横からちょこちょこつまんでく。

「おいおい、まだあるから自分で取れよ」

呆れながらも大牙さんは世話好きみたいで、小さな粒のアイスをとってあげてた。
渡されたそれも食べて、このままいまくいけばたっくんは少しづつ喋り始めるようになる。

「にしても、よくここまで甘やかしたもんだ」
「返す言葉がございません……」

たっくんが嫌な事は一切してこなかったから、ちょっと甘やかしすぎたかなとも思う。
怒った事なんてあんまりないし。

「とりあえず、蒼がソレ食い終わったら行くか」

後ろを見ると……、なんと蒼さんは鍋サイズのどでかいシャーベットを食べていたではないか。
中には様々な果物が凍らされていて美味しそう何だけど、食べきるまで時間がかかりそうで。

「なんで、そんなでかいの食ったんだよ……。おい、あれこそ手を出せ」
たっくんが押されるようにして、蒼さんのほうに向かう。
ちょっと恐る恐るだから、まだ蒼さんには慣れてない。
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