この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
ラブ❤ゲー!
第2章 2章 なってあげる
「これでよろしいでしょうか?」
「はい……!」
「プレミアムのお客様は、VIPルームにてご自由に容姿を変更できますので」
その言葉に一瞬驚いた。
性別も自由なの!?
「性別は?」
「それは変えられませんので、慎重にお決め下さい」
……やっぱり、そこは駄目か。
とりあえず、ゲームのキャラクター、言わば新しい私は完成した。
その後、先程サイレンがなった装置に腕時計をかざすと……、一瞬目の前が真っ暗になって。
そして、気が付いた時には目の前にはエメラルドグリーンの海が広がっていた。
ほんの一瞬暗くなっただけだったから、魔法みたい。
驚きながら、辺りを見渡すと、やはり一面海、海、海。
砂浜のほうでは、カニがキスをしようとしている現場を目撃してしまう。
……カニでさえリア充なんだ。
面白半分で見つめていると、カニ2匹と目が合う。
そして、睨み付けられてカニは何処かへと走り去ってしまった。
走っていく間も手を繋いだままだから、本当の仲がいいんだろう。
後を追いかけて行くと……、別なカニと先程のカニ2匹が鉢合わせしていた。
見ていると、一方のカニがカップルカニに殴りかかっている。
その時、カップルカニの殴られてないほうは、泣きそうになりながら逃げた。
その後をもう片方のカップルカニが追う。
最後のカニは、怒った表情で前の2匹に続けて走っていく。
あの数秒で何があったかなんてわからない。
けれども、カニでも修羅場があるんだな。
……それだけは、実感した。
「はい……!」
「プレミアムのお客様は、VIPルームにてご自由に容姿を変更できますので」
その言葉に一瞬驚いた。
性別も自由なの!?
「性別は?」
「それは変えられませんので、慎重にお決め下さい」
……やっぱり、そこは駄目か。
とりあえず、ゲームのキャラクター、言わば新しい私は完成した。
その後、先程サイレンがなった装置に腕時計をかざすと……、一瞬目の前が真っ暗になって。
そして、気が付いた時には目の前にはエメラルドグリーンの海が広がっていた。
ほんの一瞬暗くなっただけだったから、魔法みたい。
驚きながら、辺りを見渡すと、やはり一面海、海、海。
砂浜のほうでは、カニがキスをしようとしている現場を目撃してしまう。
……カニでさえリア充なんだ。
面白半分で見つめていると、カニ2匹と目が合う。
そして、睨み付けられてカニは何処かへと走り去ってしまった。
走っていく間も手を繋いだままだから、本当の仲がいいんだろう。
後を追いかけて行くと……、別なカニと先程のカニ2匹が鉢合わせしていた。
見ていると、一方のカニがカップルカニに殴りかかっている。
その時、カップルカニの殴られてないほうは、泣きそうになりながら逃げた。
その後をもう片方のカップルカニが追う。
最後のカニは、怒った表情で前の2匹に続けて走っていく。
あの数秒で何があったかなんてわからない。
けれども、カニでも修羅場があるんだな。
……それだけは、実感した。