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ラブ❤ゲー!
第6章 潜入してあげる!!
「ああ、現実の本命なんだがなかなかじゃじゃ馬でな」

だぁれが本命よ!
今まで散々苦労させて、別な男の相手もさせた癖に!
私達の間に愛なんてあるはすが!

「あら、そんなに大切なヒトが居るのに、遊んでていいの?」
「遊びたくて遊んでるんじゃないんだよ、これが」
「あら、喧嘩でもしたの?」
「喧嘩じゃない。ログアウトできなくしたんだ、あの女」
「それって喧嘩じゃないの?」
「違う違う、アイツが勝手に怒ってるんだ」

勝手に、怒ってる!?
2人に抑えられていなければ、たぶん殴りこみに行っていた。
私が嫌がっていたなんていう気持ちも全然理解していないみたい。

「へー、それじゃずっと帰れないのかもね」
「帰れるように、頑張ってんだけどよー。下の奴が全然使えない」
「あら、失敗しちゃったの?」
「そうなんだよ、彼女浚ってどうにかしようとしたんだけど、連れてきたのが別な女でさー」
「やだ、怖い」

きゃっと可愛い仕草で蒼さんが怖がった振りをすると、隼人君は嬉しそうに笑いながら蒼さんの頭を撫でて……、そのままこちらのほうに向く。

慌てて、後ろを向くけれど誰も居ない。

ヤバイ、そう感じて2人の手を引き近くに合った細い路地には知って隠れる。
そうすると、ビンゴだったようで隼人君本人が私達が隠れていた所を見に来ていた。

「あー、見つかっちゃうかと思った!」
「本当だな、危なかった」

しっと言って静かにさせると、また移動する。
たぶん、隼人君は私達の喋り声に気づいてるんだ。
だからこそ、私達を追ってくる足音が聞こえる。

そして、次第に追ってくる足音が早くなってきて……。
その時、大牙さんが追ってのほうへと走り出した。

「そ、そっちは!」
「一人でも行かなきゃ全員ヤバい事になる。俺等も後でログアウトするから、さっさとログアウトしとけ」

そう言うと、大牙さんは走って行ってしまった。

「お姉ちゃん、僕らは先に行かないと!!」

たっくんにせっつかなれながら、私は先を歩いて行く。
その先で、反対側から足音が聞こえてきて……。

「こっち、確か僕が捕まってた牢屋だ……」
そう言って、足音がしないほうへと走って行く。
そして、近づいて行くと……。

「誰だっ!!」

鋭い口調の女の子の声が聞こえる。
たっくんが走って行くので、後に続くと……そこには見覚えのある女の子が居た。
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