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ラブ❤ゲー!
第7章 復讐して あ げ る
「うし、さっさとゲームにログインするぞ!」

やけに嬉しそうな大牙さんの一声を合図に、私は身を乗り出して眺めていた姿勢をきちんと座る姿勢に戻して、そのままダイヴのスイッチを押す。
その後、目覚めると見慣れたベッドルーム。
ギルドルームのベッドルームだった。
私を添い寝するかのように私を大切そうに抱きしめたまま動かないのは大牙さんことエリアスさん。
すぐに後を追ってログインするだろうけど、まじまじと高身長で男らしい体つきのエリアスさんと密着してるとどうにかなりそう。

……どうにかして、振りほどけないかな。
必死に頑張っている最中に、ゆっくりとエリアスさんの目が開いた。
ログインした証拠だと思う。

「エリアスさん、一人でログインする時ログインできなくなっちゃう」
「あー、悪い悪い」

本当に悪いと思ってなさそうな返事のエリアスさん。
ゲームでも現実でも、この人はこんな調子だ。

「さーて、組めるレベルになったしちゃっちゃと上げ切るか」
「そんなにする上がるの?」
「俺が手伝うんだぞ? できないわけがない。それより、ちゃんと呪文を把握しとけよ。俺のレベルくらいの呪文まで一気に覚えろ、後効果もしっかりな」
「そ、そんな無茶な!」
「狩場に着くまでここに居ろ、そしてその間に覚え切れ」
「が、頑張るけど……」
「ナビが鳴ったら、とりあえず " はい " を押せばいいからな」
「エリアスさんは何処行くの?」
「レベ上げ場(狩場)に直行」
「私は?」
「人数が多くない時についてくると、途中で襲われたりする可能性が高くなるからな」

そういう事か、なるほど納得だけどレベルを上げる場所でも同じ事は言えないの?

「レベルを上げる場所では?」
「そこでは、気を抜くと男でさえ犯されるからな。それに、そこではスキルを使わないでタイミングを見計らっている奴程襲われやすいんだ。これはレイプ防止の意味もあるぞ」
「へー」
「モンスターのほうが高いとレイプされにくくなり、モンスターのレベルが低い程レイプされやすくなる。Lv差が10を超えると確実にレイプされる」

上手くできているものだなと実感するけれど、それならもう亀さんの居る海岸へは絶対に行けない、いや行きたくもないけど。

もう、あんな思いこりごりだから。
何か亀さんは普段攻撃しないよ、普通にしてたじゃない。
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