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ラブ❤ゲー!
第7章 復讐して あ げ る
むしろ、そういった行動が裏目に出るのが目に見えている。
無理やり落ちれば、慌てたエリアスさんは私を助けに来てくれる。
死に戻りしようと思っても、私がエリアスさんを倒せるわけもなく……。
いや、男の人のアレを蹴ればできると思うけど流石に可哀想。

そんな時だった。

亀さんに追いつかれ、にやぁりと笑って亀さんがエリアスさんのズボンを掴んだ。

刹那、私は慌てて亀さんを蹴って払い落とそうとしたら……、たまたま亀さんの亀さんにクリーンヒットしてしまい、亀さんは苦しそうな表情で股間を押さえながら消えていった。

そうして、私達はLv1亀さんという強敵から逃れる事が出来た。
でも、私は靴がないから自分で歩くことは出来ないし、周りは開けた場所ばかりで隠れる所もない、という事でエリアスさんは無理をして歩き続ける事になる。
あんなにお喋りだったエリアスさんは息継ぎだけで必死。
それでも、絶対に私を降ろそうとしないエリアスさんは凄いと思う。
何度か、降りようかと聞いたけど首を左右に振って答えを返すばかり。
やっぱり、正義感があるのかな?

そんな事を考えていると、草影がある湖の近くまでやってきた。
そこで休むみたいで、やっとエリアスさんはそこに座って寛ぎはじめる。
私も座って、何か汗を拭いて上げるものでもないものか、と思ったけど何も無い。
そもそも、服すらままならない状態なんだし、あるわけないか。

「……はー、ヤられるかと思った」

エリアスさんの顔は真っ青になっていて、相当怖かったと顔が物語っている。
だって、男の人なのに雄からヤられるって、そういう趣味が無い人には相当苦痛だと思う。
小説の読者数的な意味でも大ダメージだ。

「なんで、あんな所に亀が居るんだ……?」
「普通は居ないの?」
「ああ、ここは110台のモンスターばかりだからな」

そんなに強いモンスターの地域なのに、Lv1の亀さん?
ちょっと不思議に思ってしまう。

「蒼が来るまで、もう暫く待て。その時に服も持ってこさせるから」
「うん、わかった」

やっと服が着れる、そう思うと嬉しい反面、蒼さんを待ってるまでの間が結構気まずい。
エリアスさんは、ぐったりと木に体を預けて寛いでいるけど、顔が凄くげっそりしてる。

「他の人に見つからないのかな?」
「この狩場は、敵が癖があるから人気が無いんだ」
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