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ラブ❤ゲー!
第7章 復讐して あ げ る
「そうなんだ?」
「ああ。さっきヤってた女が居ただろ? あいつは、モンスターのインキュバスに捕まって餌にされてたんだよ」

うっそぉ、そうだったんだ。
パーティーメンバーの人達とヤってたわけじゃなくて、助けなくてよかったのかな?
なんて思ったけど、私っていうお荷物が居るから助けられるわけも無かった。

「ここは、淫魔が多い地域で、淫魔はレベル関係無しにレイプしてくる厄介な敵だからな」
「へー、サキュバスは?」
「あんなの、どうだっていいジャン。それよりあそぼーぜ、可愛い子ちゃん」

その時だった、エリアスさんが素早く剣を抜いて、私の前に立ちはだかる。
私は、後ろを見ると後ろに敵の姿が見え……、前には銀髪の赤いルビーのような端正な顔つきの男の人が……。
見ると、体の血が沸き上がるように熱くなり……、吸い込まれるように前へと踏み出した。

「チッ、止めとくべきだったか!」

目の前の銀髪の男の人が微笑む。
私は、吸い込まれそうなその赤い瞳に魅了されるように、一歩一歩と踏み出そうとした。
けれども、エリアスさんに抱きかかえられて再度走り出す事に。

「大人しくしとけよ!」

横抱きにされながら、私は移動を始める。
それでも、さっきの人達は追いかけてきてくれて。
肌蹴た厚い胸板に、白い喉。
そして、風で靡く銀髪は絹糸のようで、とても綺麗。
時折開く、その人の唇は凄く柔らかそうで、口も綺麗なピンク色で……、キスしたくなる。

「くそっ、奴の目を見るな!」

そう言われても、吸い込まれそうな赤い瞳から逸らす事なんて出来ない。
むしろ、彼の近くへ行きたい。
彼の腕に抱かれたい。
それなのに、エリアスさんが移動させるから邪魔で邪魔で。
降ろしてもらおうと必死になるけど、全然降ろしてくれない。
それが嫌で、触れられないと思うと胸が苦しくなるの。
こんなにも一緒に居たいのに……。
私達を引き裂くエリアスさんが邪魔で、必死に暴れたけれども全然降ろしてくれない。

でも、彼との距離がだんだんと縮まっていって……。
微笑む彼の優しい瞳に、どんどん魅入られていくの。
そして、エリアスさんから解放されて……、嬉しくて彼の胸に飛び込んだ。
その時、目の前から彼が消えて……。

すると、不思議な事に悲しくはなく、私は何事も無かったかのように、さっきの" 彼 "を切ったエリアスさんの所へ戻った。
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