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ラブ❤ゲー!
第7章 復讐して あ げ る
恋焦がれて胸が苦しくなって……、そういう状況は目の前から彼が消えた事によって何事もなかったかのように消えてしまった。
あの感情は何だったんだろう、さっきの銀髪の人を見ただけで幸せになれて、それ以上ほしくなってしまう。
「さっきの、何だったの?」
「あれがインキュバスの魅了<チャーム>だ。それにしても、やっぱ目を見ないで狩りするって無理な話か」
「目を見たら、駄目だったんだ」
「ああ、そうなんだけど一発見ただけで無理だから、相当きついな。隣のエリアに移動するか」
「隣は何があるの?」
「隣は、ドラゴンのエリアだ。そこは敵が強いからなかなか人が居ないエリアだから、襲われる心配はまずないな」
それだと靴がないからますます問題になってしまう。
「そういや、もう少しで蒼もログインするから隠れられる場所を探すぞ」
そうなんだ、靴も服も戻ってくるからこれで落ち着いて狩りが出来る。
そうと決まれば、私はエリアスさんにおんぶしてもらって移動し始めた。
さっきみたいにならないようにエリアスさんの背に顔をうずめてやり過ごす。
そうして、暫くするとやけに熱くなってきたので顔を上げると……、一面炎に包まれたように真っ赤な大地が広がっていた。
木も枯れて、植物は殆どない……、地獄を連想させるようなそんな土地。
そのまま歩き続ける事数分、洞窟にたどり着いたので、ここで休憩する事に。
それにしても、さっきから喉が渇いてしょうがない。
ここがゲームの世界だという事を忘れるくらい、喉の渇き等もリアルだ。
「あちー」
エリアスさんは、黒いタンクトップを脱いでしまって、ちょっと目のやり場に困る。
「お願いだから、服は着てて!」
しょうがない、という感じでまた着てくれたけど、熱すぎて狩ができるのかが不安。
でも、さっきのインキュバスの所も無理だし、レベルを上げるのも大変なんだなぁと実感。
私が男だったら、さっきの所でレベルを上げられたのに……。
熱すぎて熱すぎて、借りているコートを少し肌蹴ようかと思ったけど、エリアスさんが凝視してくるから元に戻す。
流石に、男の人が居るのに恥ずかしくてできるわけがない。
「あちー、水も頼むか」
「うん、それがいいかも」
水が欲しい、喉が渇いてどうにかなりそう……。
必死につばを出して喉を潤してるけど、汗でも水がなくなってくるし、だんだん頭が痛くなる。
あの感情は何だったんだろう、さっきの銀髪の人を見ただけで幸せになれて、それ以上ほしくなってしまう。
「さっきの、何だったの?」
「あれがインキュバスの魅了<チャーム>だ。それにしても、やっぱ目を見ないで狩りするって無理な話か」
「目を見たら、駄目だったんだ」
「ああ、そうなんだけど一発見ただけで無理だから、相当きついな。隣のエリアに移動するか」
「隣は何があるの?」
「隣は、ドラゴンのエリアだ。そこは敵が強いからなかなか人が居ないエリアだから、襲われる心配はまずないな」
それだと靴がないからますます問題になってしまう。
「そういや、もう少しで蒼もログインするから隠れられる場所を探すぞ」
そうなんだ、靴も服も戻ってくるからこれで落ち着いて狩りが出来る。
そうと決まれば、私はエリアスさんにおんぶしてもらって移動し始めた。
さっきみたいにならないようにエリアスさんの背に顔をうずめてやり過ごす。
そうして、暫くするとやけに熱くなってきたので顔を上げると……、一面炎に包まれたように真っ赤な大地が広がっていた。
木も枯れて、植物は殆どない……、地獄を連想させるようなそんな土地。
そのまま歩き続ける事数分、洞窟にたどり着いたので、ここで休憩する事に。
それにしても、さっきから喉が渇いてしょうがない。
ここがゲームの世界だという事を忘れるくらい、喉の渇き等もリアルだ。
「あちー」
エリアスさんは、黒いタンクトップを脱いでしまって、ちょっと目のやり場に困る。
「お願いだから、服は着てて!」
しょうがない、という感じでまた着てくれたけど、熱すぎて狩ができるのかが不安。
でも、さっきのインキュバスの所も無理だし、レベルを上げるのも大変なんだなぁと実感。
私が男だったら、さっきの所でレベルを上げられたのに……。
熱すぎて熱すぎて、借りているコートを少し肌蹴ようかと思ったけど、エリアスさんが凝視してくるから元に戻す。
流石に、男の人が居るのに恥ずかしくてできるわけがない。
「あちー、水も頼むか」
「うん、それがいいかも」
水が欲しい、喉が渇いてどうにかなりそう……。
必死につばを出して喉を潤してるけど、汗でも水がなくなってくるし、だんだん頭が痛くなる。