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背徳の扉
第4章 禁断の扉
夜、仕事から帰宅する。
家の明かりは無く暗くしたまま自分の部屋に向かった。
ユリ:「(どうしよ・・/////)」
自分の家に戻る事にこんなに緊張するなんて・・
そう思い着替えを持ち一旦バスルームへ向かった。
そして寝支度整うとゆっくり階段を上り奥の角部屋の智の部屋を見つめる。
ユリ:「(あの扉を開けてしまったら・・////)」
ゆっくりと歩き智の部屋の前まで来る。
緊張の所為か震えた手で軽くノックする。
智:「どうぞ」
中から智の声が返って来た。
ユリ:「・・・!/////」
カタカタと震える手でドアノブを捻り開けると突然腕が伸びて来てユリは強引に引っ張られた。
ユリ:「キャっ!」
すると誰かの腕の中にすっぽり収まり抱きしめられている。
智:「・・良かった・・来てくれなかったら・・俺・・」
苦しそう呟く智
ユリ:「智・・?」
ゆっくりと智の顔を覗き込むと刹那さとどこかホッとした様な表情をしていた。
少し目を合わせてからゆっくりと智の顔が更に近づいて来た。
ユリ:「!///」
智:「・・・・」
キスされている
智は逃がさないとでも言う様にユリを抱きしめる自分の腕に更に力を込めてキスをした。
最初は唇と唇が触れるキスから啄ばむ様なキス・・
更に角度を変え舌を入れ深いディープなキスまで・・
ゆっくりと唇が少し離されると
智:「・・・嫌がらないんだね・・それとも此処まではドラマで経験済み?」
ユリ:「智だって・・馴れてる・・////」
智:「そんな僕は嫌?」
ユリ:「嫌だったら此処には来ないわ。もう言わせないで・・」
智:「!」
今度はユリから不意打ちに智の唇にキスをした。
智:「(参ったな・・これじゃあ優しく出来る自信がない・・/////)」