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背徳の扉
第1章 息子の性癖
そう言いマネージャーをやんわり帰そうと即す。
しかし、マネージャーの態度が一変する。
「おいおい釣れない事を言うなよ。誰の為にオフにしてやったんだ」
ユリ「キャッ」
ボフッとソファに強引に押し倒される。
ユリ「なっ・・何するのっ・・辞めてっ・・!」
マーネージャーが強引に顔を近づけ必死に顔を背ける。
この態度にイラついたのかパシンッと音がした。
ユリの顔を平手打ちしたのだ。
一気に恐怖心が湧き震える。
そして怒りに任せてユリの服に手を掛けて乱暴に引っ張り脱がそうとした時だった。
ゴンッ
「うっ・・」
バタンッ
ユリ「ハァッ・・ハァッ・・ッ・・」
あまりの恐怖とショックに過呼吸になりかかったユリは必死に息を整え倒れたマネージャーの足元からゆっくりと見上げる。
ユリ「さっ・・智っ・・」
智「大丈夫?母さん」
そう優しくユリの身体を抱き寄せ背中を摩る。
智の手に分厚い辞書の様な物がありそれでマネージャーの頭を殴ったらしい。
ユリの呼吸が落ち着くと冷凍庫からアイスノンを出しタオルで包むとそれをユリの頬に当てる。
ユリ「ありがとう智・・貴方が居て良かったわ・・」
智「母さんをブツなんて・・痛い?」
ユリ「もう平気」
アイスノンを当ててくれる智の手に自分の手を重ねる。
すると智の手が離れ携帯を操作し電話をかける。
しばらくして智はマネージャーの身体を乱暴に担ぎ玄関の外に。
タクシーに乗せてマネージャーを帰らせユリの居るリビングに再び戻って来た。
智「もうこれで安心だね。明日母さんの事務所にも言っておくから」
ユリ「ありがとごめんなさいね。遅くに迷惑掛けちゃったわね」
智「付き合いだもん仕方ないんでしょ?でもお母さん無防備だよ・・///」
ユリ「・・・え?」
智の手がゆっくりと乱れてはだけた胸元をスーッとなぞり衣服に触れる。
そしてゆっくりと智の顔が近付き唇と唇が重なった。