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私達が人間を辞めた日
第2章 失われた日常

「毛布は取れ!!」

男は両手を出そうとする私を再び怒鳴りつける。
躊躇もあったが恐怖に押され、毛布を取ると激しい羞恥心が込み上げる。
跪く姿勢になり両手を小窓から出すと、両手に手枷が付けられた。

「出ろ...」

もう一人の男が檻の鍵を外し扉を開く。私は檻から出ると思わず身体を隠すが手枷のせいで上手くいかず、せめて股を手で隠した。
男はそんな私を気にもせず、リードを取り出すと首輪の輪に繋ぎ何も言わず歩き出した。

なす術なく後ろを歩きながら周囲を見るが...連れられる私に関心無さそうな檻の中の人達の傷付いた身体を見てしまい、恐怖が込み上げるだけだった。
男は速い歩調で扉から出る。廊下には人気が無く、私が先程まで居た部屋に比べるとかなり豪華なようで、相当な富豪が主だとなんとなく直感する。

男に引っ張られ一つの部屋に入る...
そこは少しカビ臭く...真ん中にフックが吊るされていた。
私は手枷をフックに掛けられ....男が壁のボタンを押すとフックが持ち上げられる...

「嫌,..」

隠す事もできず裸体を晒し、小さく声を上げる。
男はホースと入浴用品の入ったカゴを持ち、言った。

「洗浄...」
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