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私達が人間を辞めた日
第11章 永遠に...
いつの間に寝ていたのだろう...
ベッドで目覚めた私は周囲を見渡すが、男の姿は無い。
膣から漏れた粘ついた精液は太股まで達し、精液の不快な匂いが漂う。
「うぅっ!!」
久しぶりにベッドで睡眠をとったにもかかわらず最悪の目覚めに、ずっと堪えてきた吐き気が押し寄せ、トイレに走った。
「うおぇッ!!!」
ベッドから近い位置にある和式トイレにうずくまり、たいして量の無い吐瀉物をぶちまけた。昨夜流してもいなかった私の汚物の上に吐瀉物が広がる。
その醜悪な匂いに...また吐く。本格的に体調を崩したようで最近は吐き気が治まらない...
「ここに居たのか」
急に呼び掛けられ振り向くと作業服の男が私を見下ろしていた。
私は急いで便器の中身を流す...そして意を決して言う。
「あの...最近ずっと...体調が悪いんです...」
「体調不良か...とりあえずこれを飲まないとな」
男が取り出したのはいつも私が貰っている錠剤...避妊の薬。私が手を差し出すと、男は錠剤を中身を流し終わった便器に落とした...
なんでいつもこんな飲ませ方をするのだろう...
「おいおい...手を使って良いなんて思ってるのか...」
「...申し訳...ありません...」
男は便器に手を伸ばした私を叱責する。予想通りだ...このまま便器に口を着けろと言ってるらしい...