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私達が人間を辞めた日
第2章 失われた日常

「はい...ンッ...感じて...はぁッ...ます...」

これは本心ではない...そう答えないとまた痛い思いをするから...
...濡れているのも、乳首が固く尖るのも...ただの生理現象だ...

「はぁんッ...」

戻された指は容易く膣内に侵入し、敏感な部分に直行する...

「やっ...ぁ...あっ..」

予想に反して掻き回すのでは無く適度な振動を与えられ...徐々に速さを増し...

「んあぁッ!!ンン...」

私の体を知り尽くしているかのようなタイミングで...敏感なクリトリスにも刺激を与えられる...
体はビクビクと震え...声が漏れる...

「ああッ!!やぁ...ンッ!!」

駄目だ...この男の手で...こんな...

「ダメッ..」
「後十秒ももたないか...」

速さを増した指は、その刺激が痛みに変わる寸前で加速を止め...その適度な振動を与え続け...
ぐちゅぐちゅと響く音がビクビク震える私の惨めさを嘲笑うようだ...

「...ンッ...はッ...ああッ..!!やっ!!!ああッ...あああッン!!!」

宣言通り十秒以内で...私は絶頂を迎えた...
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