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私達が人間を辞めた日
第15章 私は貴方のモノ
私の計画の一歩目は成功したようだ。
翌日、首輪を外され寿とは別の部屋に呼び出された私の前に現れたのはヨシオだった。
「ああ...早苗ちゃん...凄く綺麗だ...」
ヨシオは何か言おうとしたのだが、私の裸体に一瞬で意識を持っていかれたように、感嘆の声を上げる。
そんな事どうでもいいから...早く結果を言いなさいよ!!
胸の内は態度に出さず、視線で問い掛けると、ヨシオは思い出したように言う。
「あっ...そうだ。僕が早苗ちゃんを買うのを許可して貰えたよ」
やった!!これで一先ずは...地獄から抜け出せる。
邪悪な笑みを我慢しながら懸命に微笑むと、ヨシオの言葉は続いた。
「それでね?最後に体の相性を確かめて良いって...寿君がね...」
それも当然か...大金払って買ってみたものの、抱いてみると全く相性が良くないでは済まされ無い。
ここが正念場...私はベッドに座るヨシオに抱きつき...押し倒し...明るく言う。
「私とエッチするんでしょ?ヨシオさんならいいよ?私もずっとヨシオさんとエッチしたかったから...んっ...はぁっ....」
言い終わるなり、ヨシオの唇を奪い...濃厚に舌を絡める...