この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
私達が人間を辞めた日
第16章 絶望の味

「取ってやろうか?」

存分に笑い終えた男は言った。私は直ぐにその男に土下座する...

「お願いしますッ!!取ってください!!この私に...豚に...水を恵んでください!!」

ここで生き伸びたいのならプライドなんて邪魔でしかない...
取って貰うどころか、元々はこの男のせいだという事も意識せず...哀れに泣きながら懇願する。
死にたくない...死にたくない...死にたくない...
ただその一心で叫ぶ私の精神はもう正常じゃないかもしれないが、それすらもどうだっていい...
男はペットボトルを私の元に蹴り飛ばし、私はそれを拾い一気に飲む。随分久しぶりに摂取した水分が、私の寿命を少しだけ伸ばす。

「ちゃんと俺に感謝してるかぁ?」
「はい!!ありがとうございます...んッ...」

感謝の言葉を述べてから、男が差し出した足を犬のように舐める。最早こんな行為に抵抗等感じない。

「そうかそうか...じゃあ俺は帰るぞ」

帰る...?そんな!!
私は男の足にしがみついた...
/302ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ