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私達が人間を辞めた日
第17章 サヨナラ

軽い発作を起こしたような呼吸を繰り返す泉に寿が歩み寄る...
そんな...私のせいで...
涙は枯れる事無く頬を伝う...寿は泉の手を握り操り人形のように立ち上がらせ、腰を抱く。
泉は寿に触れられるだけでビクンと体を逸らせた。寿は泉を私の前まで移動させ、それだけで泉は全身に電流を浴びせられたように震え続ける。
そして私の前で泉の背後から腰に腕を回し...私に見せ付ける。

「初めて試したが十分な効き目だな...」
「ああああッ!!!ああーー!!」

いまだに目の焦点が定まらない泉の膣に寿が指を入れて掻き回す...泉は獣のような声を上げながら痙攣し...失禁する。
そして寿の腕をするりと抜けて床に崩れ落ち...激しい痙攣を続けた...

「少し効き過ぎだな...バケツを持って来い」

寿が命じると作業服の男は駆け足で部屋を出る。
そして寿が立ったまま泉の腰を掴み...持ち上げる....泉はだらんと手を床に着けたまま、頬も床に着けた体制で下半身だけ浮かせられた。
もう意識が有るのかさえ定かでは無い...

直ぐに作業服の男が水の入ったバケツを持って戻り、寿が顎でしゃくるのを見て、泉の顔の前にバケツを置いた。
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