この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
私達が人間を辞めた日
第18章 私は誰のモノ?

2番は高校生...下手をすると中学生くらいに見える少女で、目を覆いたくなるような傷にまみれている。
もはや数日で付けられた傷とは思えない...いったいどんな酷い事をすればこんな悲惨な体になるのだろうか...

「アンタ名前はー?」
「上木...早苗...です...」

私が呆然としていると、突然Gは振り向いて尋ねた。私は思わず、年下であろうGに敬語で答えてしまう。
それはこのGの首輪を着けた女からただならぬ雰囲気を感じたからだろう。

「ふーん...早苗ね...私の事は姫歌様って呼びなさい?」
「...はい...姫歌様...」
「そしてこっちが彩芽でー...あっちが蛍だよー」

18番が彩芽...2番が蛍...
ここで素直に返事をしてしまうのも、この館で染み付いた悲しい習性...
姫歌と名乗ったGは、蛍の元へ向かうと前髪を掴んで顔を上げさせる。蛍の口から力無く涎が垂れた。
そして姫歌が私を指差して言った。

「蛍ーっ、新しい仲間の早苗だよー」
/302ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ