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私達が人間を辞めた日
第19章 【最終章・私達の答え】前編~真夜中の侵入者~

ふと、数日前の会話を思い出していた。
会話の相手は俺の最愛の娘の泉が失踪してから、家を訪れたジャーナリストを名乗る渡辺桜という女性。
警察から泉の手がかりさえ知らされない苛立ちで追い返そうとも思ったが、彼女の真剣な眼差しを見ると、邪険に扱う事ができなかったのだ。

彼女の話によれば、桜の親友夫婦も失踪し、ジャーナリストとしてではなく個人的にこの事件を調べていたらしい。
そして親友の指輪という決定的な手がかりを発見したが、警察はそれでもまともな動きを見せなかった。
痺れを切らした桜は自分でその痕跡を探るという捨て身の作戦に売って出た。
勿論、そんな危険な真似をすれば桜自身が拉致される可能性があるが、それすらも想定したプランを立てるという。

そしてそれにはどうしても第三者の協力が必要だった。
桜が言うには、自分の話を聞いてくれた被害者の家族から、俺を含む数人に計画を話し協力を求めていたらしい。
残念ながらほとんどの人物が非協力的で、今日集まったのはたったの四人だ...

そして今日...俺達は失踪事件の確信に迫る事となる。
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