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私達が人間を辞めた日
第3章 減点制度
拘束具が外されていく...
寿は私の気力が完全に削がれている事を分かっているようだ。
本当に寿は恐ろしい....私の精神をどう責めれば、私が苦しむのかを私以上に理解しているかのよう...
今だって危惧していた暴力も、直接痛みを与える事なく...私を屈服させている。
寿に背中を押され力無く床に這うと、男達が一斉に服を脱ぎだし...私を囲む...
寿は無駄に高級そうな椅子に腰掛け煙草に火を付ける。
「俺が一番で良いかな?さすがに病気は怖いからな」
私の意思など当然介入せずに、横の俺がコンドームを着ける間、腰を持ち上げられ四つん這いになる。
「はぁ...ああ...」
「...ッ!!」
男の不快な息遣い...濡れていない膣に挿入された痛みに顔をしかめる。
男がコンドームを着けているのは、私への情けなどではない...不衛生な膣に挿入する事で性病に掛かる事を危惧しているのだろう...
こんな異常性癖を持つ最低な男達ですらコンドーム無しで挿入する事を拒む私の体...
ぼさぼさの髪を掴まれ顔を上げると、生臭い肉棒の先端が唇に触れる。