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私達が人間を辞めた日
第4章 最下層からの蹂躙
せっかく良いところだったのに...
モニターの中の少女が叫び声すら出せなくなっていく様子に観入っていた私はそんな事を考えながらも素早くワンピースを脱ぎ、裸になる。寿への奉仕を疎かにしていては待遇者でいられなくなるかもしれない...
男が迎えに来るのはだいたい五分後...
唯一身に付けるのを許されたスリッパを履き、小走りで浴室に向かい鏡で体を確認する。呼び出しに備え、一日三回はシャワーを浴びているので問題はなさそうだ。
次にベッドに腰掛けると、瞳を閉じて自分の胸を優しく撫でる。
割れ目に中指を擦り付け...クリトリスに適度な刺激を与える...
「ん...ぁ...」
股間が徐々に熱を帯びて湿っていく....
指がすんなり入る程濡れた膣...ほぐすように指を入れる...
私はこの行為を寿と会う前に毎回行っている。
カチャリ...
外側からしか鍵を開けられない扉が解錠される音を聞くと、急いで手を止め立ち上がる。
「出ろ...」
「はい」
扉を開けた男の呼び掛けにはっきりと答えるとリードに繋がれる。番号持ちと違い手枷は免除されている。
待遇者の部屋は寿の部屋の近くにあるようで、一、二分も歩けば寿の部屋だ。
私はいつも通りに部屋に通され、寿の前に差し出された。