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私達が人間を辞めた日
第4章 最下層からの蹂躙
べちゃっ...
17番が私の頬に唾を吐く...
「...ッ...ぁ...」
立ち上がり私の顔を踏む...不快な唾液が塗り付けられていく...
裸足で生活している為、そこばかりは極端に不衛生な黒ずんだ足裏がグリグリ押し付けられる...
番号持ちの...分際で...!!
沸き上がる怒りと屈辱を抑え込み無表情を心掛ける...私が耐えきれば17番はそのまま...私が元の地位に戻れる可能性だってある...
「んぐ...ッ...」
鼻に足の指を押し付けるように...不細工な表情に変えられる...
...駄目だ...涙を流しては...
「これ...外してもいいですか?」
このままでは埒が開かないと判断したのか、17番は拘束具を指差しながら寿に尋ねる。
寿が頷くと作業服の男達が私の拘束を解いていく...
「17番の命令にも従えよ?」
「...わかり...ました...」
寿の言葉に答える...寿の機嫌も損ねられない...
作業服の男に押され17番の前に跪くと...目の前で17番の足が揺れる...
「足舐めてよ?...豚さん...」
豚...私がそう見下してきた相手から言われる...