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私達が人間を辞めた日
第4章 最下層からの蹂躙
私はこれからどうなるのだろう....
また番号持ちに戻るのだろうか...それだけは嫌だ...
「番号の交換は予定通りに行う...」
寿の声が響く...予定通り...私は本当に泳がされていただけだったんだ...
見た事も無いような機材で17番の首輪が外される...
代わりに着けられた首輪の文字は...「G」....
それは...私の....
「ぅ...うぅ...ッ...」
悔しさと惨めさに涙する私をいつの間にか増えていた作業服の男が取り囲む...
もう無理だ...完全に諦めた私の両手両足を強く押さえ付ける男達...
太股や胸元さえ足で踏みつけ完全に動きを封じられる...どうせ私に17番の首輪を着けるのだろう...ここまで押さえなくても暴れたりなんかしないのに...
しかしここにいる男全員で私を押さえては首輪を着ける人がいなくなる...寿も動く気配は無い...
疑問を抱いていると再び扉が開く音...どうやらもう一人この部屋に入ってきたようだ...
随分と回りくどい事をする...
キュラキュラキュラ....
ローラーが回るような音が男の足音をかき消して近いてくる...
最後の男は荷台を押して来た...
「ひッ!!」
その荷物を見た瞬間...私は小さく悲鳴を上げていた...