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限りの月
第6章 出逢い
高田は絆創膏を取り出すと、美織の傷口に貼り付けた。

「はい、オッケー」
「ありがとう…」
「何か飲む?」
「え?あ、うん…」

すぐに帰ろうと思ったが高田に世話になっておいてそれは失礼かなと思い、好意に甘えることにした。

「あ、野菜ジュースしかねぇや。それでもいい?」
「うん、ありがとう」

美織はクスッと笑った。


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