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第6章 出逢い

（どうしよう…下着まで濡れちゃったかも…）

美織はタオルをきつく絞り、少し屈んで足を拭こうとした。
その時、ふくらはぎに何か生温かいものを感じる。

「ひゃぁ！ な、なに……あっ！」

今度はふくらはぎから膝の裏までなぞられ、ゾクゾクしたものが全身を駆け巡った。

「やっ…！」

美織は台所のシンクに掴まり、身をよじらせた。