この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
限りの月
第9章 記憶の欠片
「…あたしね、みんなが帰った後、たまに広瀬の家に寄ってたの」
「…え?」

美織は妙子の横顔を見つめた。

「一緒に遊びたくて…。だけどいつも断られてた」
「そうなんだ…」
「ほら広瀬、妹いたじゃない?」
「…」
「いつ行っても『妹が病気だから、そばにいてやらなきゃいけないから』って言われてさ…」

(妹…?広瀬くん、妹いたんだっけ…?)

なぜか記憶があやふやだ。

「美織は広瀬んちに入ったことある?」
「あ…ううん。いつも外で会ってたから…」
「やっぱりそうかぁ…」

/277ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ