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限りの月
第10章 歪んだ愛
(なに…? なんか、すごく感じちゃう…)
哲は触れるか触れないかの距離で、首筋や胸元に唇を近づけた。
「ん…」
哲の生暖かい息が当たると、ゾクゾクして下半身が熱くなる。
「…はぁ…」
太ももの内股に何かが垂れてくるのがわかった。
「美織の姿…すごくやらしいな」
哲の言葉で我に返ると、美織は慌ててトイレに駆け込んだ。
洗面所に写った自分の姿を見て、愕然とする。
いやらしい姿をした娼婦のような自分がそこにいた。
(こんな格好でなんて出歩けない…!)
美織は洗面所にうずくまる。
だがすぐに扉が開き、哲に腕を掴まれた。
「美織、行くぞ」
「…っ」
抵抗したい。
だけど…
「…はい…」
美織は大人しく頷くしかなかった。
哲は触れるか触れないかの距離で、首筋や胸元に唇を近づけた。
「ん…」
哲の生暖かい息が当たると、ゾクゾクして下半身が熱くなる。
「…はぁ…」
太ももの内股に何かが垂れてくるのがわかった。
「美織の姿…すごくやらしいな」
哲の言葉で我に返ると、美織は慌ててトイレに駆け込んだ。
洗面所に写った自分の姿を見て、愕然とする。
いやらしい姿をした娼婦のような自分がそこにいた。
(こんな格好でなんて出歩けない…!)
美織は洗面所にうずくまる。
だがすぐに扉が開き、哲に腕を掴まれた。
「美織、行くぞ」
「…っ」
抵抗したい。
だけど…
「…はい…」
美織は大人しく頷くしかなかった。