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限りの月
第6章 出逢い
「あっ」
「え?」
「相原、足、血出てるじゃん!」

高田は美織の足元を見て言った。

「あ…ほんとだ」
「絆創膏持ってる?」

美織が首を左右に振ると、

「オレ、買ってくるわ」

そう言ってコンビニの中に入って行った。

「あっ、待って、自分で買うからっ…」

美織もその後を追う。


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