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喘ぐなら、彼の腕の中で
第12章 心の傷


「青山店の什器の件で助けてくれた時
私に “ 逢いたい ” って言ったよね?」

「………」

「ヤリたいんじゃなくて、逢いたいって思ってくれたんでしょ?
それはどうして?」

「知らねーよ。別に深い意味はない」


イライラし始めた莉央の右手を、両手でぎゅっと握った。

その瞳の奥で、何を想っているのか知りたくて

真っ直ぐ莉央を見つめる。


「一緒にテーマパークに行った帰り、カフェの駐車場でキスしてくれたよね?
何度も私の名前を呼んでくれて…」

「だから意味はねぇって言ってんだろ?」


莉央が私から目を逸らす。

……逸らさないで。

私を見て。

私は、あなたを………


「莉央がどう思ってるか教えて欲しいの」
「……っ」
「私は莉央が好…」

「愛せないんだよ!」




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