この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
喘ぐなら、彼の腕の中で
第22章 ★清算済み


だ、だめだ~~~!
胸キュン度、沙月至上最大値突破!!


莉央のお母様……

あなたの息子さんは、7人もの女を侍らせていた遊び人でしたが
そんな歪んだ期間でも、こんなに素敵な親孝行をしていたのですね。

1年に1回、お花を送るだけでも素晴らしいよ。
極めつけに、 “ 当たり前 ” ってサラリと言っちゃうなんて……


「莉央……あんた立派に育ったんだねぇ……」

「…………」


涙目になって頷く私から、莉央は大きな溜息をついて目を逸らした。

思い返せば、莉央のお母さんは夏生まれで
私達が幼い頃から、あの広大な庭園にお花をいっぱい植えていたんだよね。


「お待たせしました、こちらでいかがでしょうか?」


店員さんがニコニコしながら近付いてくる。
完成したアレンジメントを見て、私はイスからガタッと立ち上がった。


「わぁ♡ 素敵!!」
「全て、初夏のお花にしました♡」


ナチュラルな蔓で巻かれたバスケットの中に、優しいブルーと鮮やかなイエロー。
アジサイやリシアンサスなどの花々が、ひまわりの美しさを演出している。

グリーンが周りを彩る、爽やかなフラワーギフトだった。


「ひまわりの花言葉は、“ 憧れ ” “ 敬慕 ” などが挙げられます。
太陽と結び付けられたお花なんですよ」


へぇ~そうなんだ♡

店員さんが教えてくれた花言葉もそうだし
お日様のような笑顔のおばさんにぴったり!




/363ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ