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喘ぐなら、彼の腕の中で
第24章 ★極上……彼女?


「……食欲無いならいいけど。
私だって莉央の為に出来ることはしたいのよ」

「お前、まだ体弱ってんだろ」


目を閉じたまま、莉央は小さい声で続ける。


「お前にうつしたくない」

「………!」

「俺、滅多に風邪なんてひかねぇのに。
しかも夏にひくってマジでダセェ。
絶対威力強いから、危な……」


話してる途中で、咳き込む莉央。

………この男、半分意識が飛んでるのかもしれない。

うつるから危ないとか言いながら、ベッドの横に座る私の方に腕を伸ばして、きゅっと私の手を握る。


「……莉央……」


こんな時になんですが。

なんか、めちゃくちゃ可愛いんですけど!///

いつものクールな表情は崩されて、悶えるような赤い顔。

わざと離そうとすると、無意識に私の手を探してくる。

……玄関で即渡されたこのマスク、外してもいいですか?


「いつもこんなだったらいいのに~って………ん?」


莉央の背中の後ろに、黄色の丸い物体。

……確かに、1体足りないって思ってたんだけど

自らお持ち帰りするって

どんだけ好きなの。



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