この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
喘ぐなら、彼の腕の中で
第25章  ☆*♪ X’mas short short ♪ *☆


今年もあと半月となった、12月中旬の今

年内最後の駆け込み需要で、目の回るような忙しさが続く。

そりゃ、莉央は超絶に要領がいいから、きっかり終わらせるんでしょうけど!


「私のような熱血闘魂系は、除夜の鐘が鳴るまで突っ走るのよ!!」

「………」


いけない、もう夜なのに叫んじゃった。

いつもの莉央だったら、うるせぇ!黙れ!その口塞ぐぞ!って返してくるんだけど

珍しく怒られないから、私は振り返らずに資料を読み進めていく。


「……お前、来週の金曜も忙しい?」


少しの沈黙の後、莉央が静かに口を開いた。


「来週の金曜? 何日だっけ?」
「24日」


え~っと、24、24……

ローテーブルの上に置いた手帳を、ペラペラと捲る。

我ながら感心するほど、土日もびっしりと仕事の予定が並んでいるけど

金曜のその日だけは、夕方でアポは終了だ。



/363ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ