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喘ぐなら、彼の腕の中で
第4章 疼く体


* * *


“ 移動して銀座にいるよ。いつもの店ね ”


芹澤さんに了解って返信して、携帯をバッグの中に入れる。
パソコンの電源を落として、エレベーターに向かった。


─── 夜7時。

帰宅が重なる時間帯で、多くの社員がエントランスから出ていく中


「あ! 沙月~!」


自動ドアを抜けようとした時に、後ろから名前を呼ばれた。


「お疲れ様!」
「……っ」


ふわふわの長い髪を揺らして、亜美が笑顔で近付いてきた。
シフォン素材のワンピースが、とてもよく似合っている。


「沙月も今から帰り?」
「……あ、私は今から打ち合わせなの」
「そうなんだ、忙しくて大変だね」


一緒に並んで歩きながら、会社の外に出た。


………鼓動が一気に早くなる。


芹澤さんとミーティングでそのまま直帰することは
ホワイトボードにも書いてきたから、嘘はついていない。


……もちろん、表面上って意味だけど……



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