この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
喘ぐなら、彼の腕の中で
第2章 私が2番目なの?


「都合のいい時だけ、そのポジション持ち出すんじゃねぇよ」


私と視線を合わさず、置かれたグラスを口に運ぶ莉央を
反対側に並ぶ女性の2人組が、頬を染めてチラチラと見ている。


「俺はお前の愚痴を聞く程ヒマじゃない」
「……」
「何かある度に呼びつける癖、そろそろ直せ」




─── 宮本 莉央(みやもと りお)


莉央、なんてとても愛らしい名前だけど
実物は可愛さなんて1ミリも感じない、口と態度の悪い男。

地元が同じで、実家が近い
幼少期から一緒の、いわゆる幼なじみだ。


莉央は私より2つ上の27歳。
お互いの親同士が仲良しだから、自然と私達も友達になったわけで。

出逢って20年が経った今でも、こうしてたまに飲みにいく程私と莉央は仲良し……

って、そんな爽やかな間柄だけではない。


……なぜなら。


「彼氏、社内の人間だったのか」

「……えっ!?」

「面白そうだから聞いてやるわ。
どこの部署の奴?」




/363ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ