この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
水は低きに流れる
第2章 嫌がらなくて
「下着も全部取って」


岩崎さんは服を着たままだし、ボタン一つ取ってない。

まっすぐに見つめられて有無を言わせない口調に逆らえず私は全裸になった。

恥ずかしくて両手と足で隠して体を小さくして座っている。



「そんなに脅えないで」

「大丈夫・・・です」

「恥ずかしい?」


私だけ裸なんだから恥ずかしいに決まってる。

クスクス笑いながら耳元に唇を寄せてきた。

くすぐったくて肩を竦めると耳をペロっと舐めた。



「ひゃっ!」

「両手、縛っていい?」


今、なんて言った?

身を引いて岩崎さんの顔を見ると何もなかったような涼しい顔をしている。

両手を縛るって聞こえたけど、聞き間違えかな?

ニコッと微笑まれるとつられて少しだけ顔が緩んだ。

体の前で重ねている手を優しく取って握られて、軽く片手で両手首をまとめると・・・



「お前は嫌がらないって分かってる」



何の事かと聞き返そうかと思ってるうちに、どこからか幅広のサテン生地っぽいピンクのリボンを取り出した。



「?」

「これを、こうして」


まとめた両手首をリボンがくるくるっと巻いて緩く蝶々結びをした。



「リボンの端っこを引っ張ったら解けるから」



なんでこんなことをし始めたのかわからず、リボンのかかった自分の両手首を見てた。

リボンは緩くて引っ張っただけでもゆとりが出来て抜けてしまいそうだ。

頬に唇が触れて、唇同士が触れて、唇を食み、舌が入り込んできた。


「・・・ん・・・」


柔らかい粘膜に口腔を探られ、無意識に舌をいやらしく絡めるように舐めると体が熱くなっていく。

/108ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ