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水は低きに流れる
第2章 嫌がらなくて

「痛いのは・・・嫌です」



ダメだ、嫌がらないと何されるかわからない。

頭の中でそんなことしたくないと言わなきゃと思うのに、言えない。


「わかってる」

「ん・・・、ぅん、はあ・・・っ、岩崎さん・・・」


胸の突起を弄られると頭が何も考えられなくなる。


「気持ち良さそうな顔してる」

「・・・っ、ああっ」

「もっと気持ち良くなりたい?」


もっと?これ以上に気持ちよく・・・

途中で止められたままの体の奥がズンと疼いた。


「はぁ・・・っ、ぁ・・・っ」


首を少し回して岩崎さんの目を見て訴えるように見つめる。


「お願い・・・ぁ、はぁ・・・」

「ちゃんとお願いしてごらん?」


甘い吐息を吐きながら唇が動く。

でも少しずつ動くだけで声は出ない。

もっと刺激がほしい・・・岩崎さんが目を細める。


「・・・私をいっぱいいじめて・・・ください/////」






「イイコだ」


岩崎さんのその一言で恥ずかしさよりも胸がいっぱいになった。
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