この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
水は低きに流れる
第1章 断われなくて

「わ、忘れ物とか?取りに行くのに寄ってほしいってこと?」



いや、沈黙って!



「何?ラブホの探検?」



車内にエンジン音だけが響く。

そっと隣のミサちゃんの顔を伺う。

下を向いているから表情は分かりにくいけど、私の手を握る手が少し震えている。




「お願い・・・愛美ちゃんしか頼める人いないの」

「え?」



ミサちゃんが今にも泣きそうな声で言う。

胸がキュッと締め付けられそう。




「こんなこと愛美ちゃんにしか頼めないんだ」

「え?」



ヒデさんも苦しそう。

大好きな2人が苦しんでる。

よほどの理由があるんだろう。




「別に・・・構わないけど?」

「無理にとは言わないから」

「大丈夫」

「じゃ・・・場所、移動しようか」




車が店の駐車場を出て国道へ向かった。




/108ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ