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水は低きに流れる
第1章 断われなくて
ビデオで友達が彼氏のフェラチオしてるとこ見て、出来なかったセックスが出来るようになるわけがない。
どこをどうやったらそういう発想になるのか教えてほしい!
私だって他人のHしてるとこAVだって見たくもない。
「絶対に他の人には見せないから」
「当たり前だよ!」
「こんなこと愛美ちゃんにしか頼めない」
「なんで私なの!」
「ミサが言うから」
ミサちゃん、いくら思い余ったとはいえ、どういう発想力なんだ?
さっきからドアの向こうで物音ひとつしないけど、ミサちゃんは何をしているだろう?
「お願い!俺らを助けると思って」
両手を合わせて頭を下げてヒデさんは必至で頼みこんでる。
「・・・・・・。あのさ、私はヒデさんに恋愛感情なんて一つもないからね」
「わかってる。俺もだから安心して」
それはそれで複雑。
「こんなことで出来るようになるとは思えないけどね」
「それもわかってる」
わかっててもミサちゃんの為になんとかしようとするヒデさんの優しさはわかる。
わかるが、それとこれとは話が別な気がする。
「頼まれると嫌って言えないんだけど・・・」
「それもわかっててお願いしてる」
「え?」
「あ・・・ごめん。でも、本当だろ?」
よ、読まれてる。
どこをどうやったらそういう発想になるのか教えてほしい!
私だって他人のHしてるとこAVだって見たくもない。
「絶対に他の人には見せないから」
「当たり前だよ!」
「こんなこと愛美ちゃんにしか頼めない」
「なんで私なの!」
「ミサが言うから」
ミサちゃん、いくら思い余ったとはいえ、どういう発想力なんだ?
さっきからドアの向こうで物音ひとつしないけど、ミサちゃんは何をしているだろう?
「お願い!俺らを助けると思って」
両手を合わせて頭を下げてヒデさんは必至で頼みこんでる。
「・・・・・・。あのさ、私はヒデさんに恋愛感情なんて一つもないからね」
「わかってる。俺もだから安心して」
それはそれで複雑。
「こんなことで出来るようになるとは思えないけどね」
「それもわかってる」
わかっててもミサちゃんの為になんとかしようとするヒデさんの優しさはわかる。
わかるが、それとこれとは話が別な気がする。
「頼まれると嫌って言えないんだけど・・・」
「それもわかっててお願いしてる」
「え?」
「あ・・・ごめん。でも、本当だろ?」
よ、読まれてる。