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水は低きに流れる
第4章 流されるまま

「前と後ろどっちが気持ち良い?」

「いいっ・・・どっちもっ、どっちも好きぃ・・・」



こんなの私じゃない・・・

勝手に口から出る言葉は自分の意思とは違うとこから漏れてる


「おしり気持ちいいんだ?」

「ぅん・・・っ、気持ちいい、もっ、ああっ」

「またイキそう?」

「またイっちゃ・・・っ、あああっ、イっちゃうのぉ・・・」



おかしい・・・

苦しい・・・

やめてほしいのに、やめたくない

もうイキたくない

もう体が痛くて気持ち悪くて

助けて、苦しい・・・助けて


「やぁ・・・っ」



どんどんと深い深い沼に呑みこまれていく夢を見ているよう



「もっとぉ・・・あああっ、ああ」




自分のハッキリした意識は遠のいて、2人からの刺激を求め続けて卑猥な言葉を言わされて何度も絶頂に喘ぐ私は私じゃないみたいだった。





そのままいつの間にか意識が遠のいていった。



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