この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
私の中のおっさん
第1章 巨人女から 叔父様との関係を強要されて――
最初、何をされているのか解らなくて。
けれど、わたくしの首筋に顔を埋めた叔父が、執拗にそこを舐め取っているのが解ると、
「……~~っ あ、お、叔父様……っ そ、そんな」
一気に顔が火照り、わたくしは驚嘆しまくっていた。
(セックス……て。こ、こんなことするの……?)
わたくしの性知識は、小学校高学年から学校で教えられた事くらいしかなく。
勃起した男性の生殖器を、女性の生殖器に挿入し、
子種である精子の授受をして、終了――というくらいの知識しかなかった。
「うはっ 美少女がほっぺ赤くして、恥ずかしがってるぅ~~っ❤ これ、女が見てても、かなりクルわあ」
菊の下品な物言いを聞きながら、わたくしは くすぐったさと戦い。
しかし、しばらくすると、
濡れた舌の生々しい感触に、タオルに寝そべった背筋が、何だか むずむずしているのに気付き始めた。
セーラーの襟を指で押し広げ、浮き出た鎖骨を舐め、舌の先でつつと辿られると、
全身がぶるりと震えるのが、自分でも抑えられなくて。
「お、叔父様……、わ、わたくし……」
「……ねね……」
わたくしの首元から顔を上げた叔父は、そう囁きながら、目元にちゅっちゅっと口付けを落とした。
「ねね。嫌だろうが、これからお前の準備を整える為に、躰に触れるよ」
「じゅ、準備、ですか……?」
「ああ、そうだよ」
未だ、何をされるのか疑問だらけの わたくしを、安心させようと また頭を撫でてくれて。
けれど、その次にその大きな掌が向かった先は、
白のセーラー服に包まれた、わたくしの胸だった。
「え……? え? そ、そんな……」
わたくしの準備の為に躰を触るとは言われたが、この行為もそれに含まれるのだろうか?
叔父の節くれ立った大きな掌が、私の両の胸の上にそっと宛がわれ。
咄嗟に振り払いたく思っても、わたくしの両腕は、菊に捕らわれたまま。