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私の中のおっさん
第1章 巨人女から 叔父様との関係を強要されて――

「あ~、優しい手つきって、いいっ❤ あいつはもうっ やりたい放題、ぐにぐに掴み上げやがって~~!」

 元彼を思い出し、悔しがる菊の声も届かず、わたくしは再び顔を背けた。

 しかし、

「うわあ、ピンクの乳首、勃起してきたね?」

(ぼ、勃起……? 男の人じゃないのに、勃起しているの わたくし……)

 思わず、菊の発する戯言に反応した わたくし。

 不安そうに叔父を見上げれば、ふっと微笑んだ整った顔が、自分を覗き込んでいた。

「ねね。女の子はね、気持ち良くなると、乳首が膨れちゃうんだ」

「そ、そうなの……?」

 そんなこと、保健の授業では一つも説明してくれなかったのに。

「ああ。こうやって「舐めて吸って下さい」って、愛らしくおねだりする為にね」

「え?」

 疑問の声を上げたわたくしが、その説明を求めるよりも早く、

 叔父は その膨らんだ乳首を、ぺろりと舐め上げた。

(や……っ う、嘘……。叔父様が、わたくしの、そんなとこ……っ)

 ふっくりと乳房の輪郭を持ち上げられ、そのつんとした頂きを、叔父が舌でぺろぺろと舐めていた。

 優しいのに、変な感じ。

 というか、赤ちゃんじゃないのに、そんなところを舐めて、男の人は嬉しいのだろうか?

 初めて尽くしで頭の中が混乱しながら、そんな事を思っていると。

「ひっ ~~~っ やぁん」

 一際大きな声を上げた わたくし。

 緩慢な舌の感触に油断しきっていたところを、じゅっと音を立てて、膨れた乳首を吸い上げられ、

 同時に、びくんと呼応した脚の付け根。

 片方の乳首を、じゅるじゅると音を立てて吸い上げられながら、

 もう片方の乳房は、先程までよりも力を込めて揉み上げられ。

 唇から勝手に零れる声にすら、意識を向けられなくなっていた。

「叔父さん、おっぱい好きみたいだね~。いっぱい吸って貰えて、ねねちゃん裏山~~」

 菊が羨ましそうな声を上げた、その時。

「いっ いやぁっ」

 吸われていない方の乳首を、急に指先で摘ままれて。

 思わず否定の声が、口をついて出ていた。
 

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