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私の中のおっさん
第1章 巨人女から 叔父様との関係を強要されて――
だって、ぴりぴりってしたの。
摘ままれたそこも、タオルの上の背筋も、
何でか良く分からないけど、なんか、恥ずかしい場所も。
「ん? ごめん。痛かったかな?」
すぐに指を離してくれた叔父は、心配そうに わたくしの顔を覗き込んできて。
「……あ……。ちが……っ ご、ごめん、なさい」
何と説明すればいいか解らないが、決して痛くは無かったし。
それに、厭――では無かった。
戸惑うわたくしに、叔父はゆるゆると首を振り、
乱れた黒髪を櫛付けながら、頭を撫でてくれた。
「大丈夫だよ。初めてだから、びっくりしたんだね?」
そう、わたくしの気持ちを汲み取ってくれる優しい叔父に、
鼓動とは違う “何か” が、薄い胸の奥にぽわんと灯って。
しかし、
「ふわぁ……優しいなあ~~。なんかこう、叔父さんの声って、腰に来るわぁ~」
菊のうっとりした声に、わたくしはその “何か” が何なのかを、突き詰める事を失念してしまった。
恥ずかしがる わたくしに「大丈夫」「可愛いよ」と囁きながら、
叔父は時折、乳房の下の輪郭に手を添え、ぷるんぷるんとその柔らかさを愉しみ。
また、わたくしの準備とやらを整える為に、尖りを舐めしゃぶり続けた。
「ぁ……ん、おじさまぁ……、ふぁ……」
菊に両腕を拘束されたまま、叔父に執拗に乳房を愛撫されて。
「ねねちゃん、声 可愛くなってきた。そりゃ気持ちいいよね~、萌え~❤」
そんなからかいの言葉にも、甘ったるい声を押し殺すことが出来なくなっていた。
「ねね。そろそろ、制服、脱ごうね?」
叔父の促す声に、
「あ、駄目っ! 断固 “着衣エッチ” を求むぞ、あたしはっ!!」
菊はそう、声を大に言い募る。
「え……。上か下だけでも、駄目なのか?」
「駄目に決まってんでしょ~~! セーラー服のJK姪っ子が、スーツ姿の叔父さんに、処女奪われるのが見たいんですヨっ あたしはっ!!」
そんなアブノーマルな設定を力説する菊に、叔父はグレーのスーツの肩をげんなり落としていた。